はじめに
こんにちは!リクロスの木藤です。
今回は、自治体営業における服装について書いていきます。
自治体営業は、法人営業とは異なるやや独特の雰囲気や慣習があり、その一つが「服装」に関する感覚です。
結論はありきたりではありますが、少しでも参考になれば幸いです。
それでは早速見ていきましょう!
自治体営業における服装
フォーマルが正解ではなく、無難が正解
民間企業への営業ではビジネススーツが基本スタイルとして無難とされますが、自治体相手の場合は必ずしも「スーツ=正解」ではありません。
むしろ、「過度なフォーマル」よりは「場に溶け込む無難な服装」が好まれる印象ですね。
民間企業の商談では、ビジネススーツで整え、ネクタイも厳選し、髪型や靴にも気を配ることで、「信頼できるビジネスパーソン」としての印象を与えるのが一般的です。
しかし、自治体営業においては必ずしも同じとは言えません。
公務員はただでさえバッシングの対象になりやすく、住民はもちろんのこと、民間事業者に対してもある種の壁を感じている場合が多いです。
「公務員は前例踏襲するだけでいいから楽」「無能でも働ける」「利益を追求しないから緩い」などの発言が嫌でも目や耳に入ってきますので、どうしても殻にこもりがちなんですよね。
このような状況なので、あまりにもビジネス色の強い「堅苦しいスーツ」や「ビシッと決めたフォーマルな格好」はかえって距離感を生む場合があります。
もちろん、初対面の段階であまりカジュアルすぎる服装は避けるべきですが、「必要以上に格式張らない」という意味での「無難な服装」は、相手に柔らかい印象を与えることができます。
職員がどのような服装かをチェックする
「場に溶け込む無難な服装」を考えるにあたっては、自治体職員が実際にどのような服装で仕事しているのか見に行くとすぐに雰囲気が掴めて良いと思います。
自治体のオフィスに足を運ぶ際、エントランスや廊下、執務室から見える範囲で職員の服装をチェックしてみると、各自治体が共有している空気感を感じ取ることができます。
観光に力を入れている自治体だとアロハシャツを着ていることとかけっこうありますね。あとは、クロックスを履いてで仕事している方とかもけっこういます(企業様の前では控えた方がいいと思いますが…笑)。
実際に自治体に行かなくても、人事課のサイト(採用情報など)から職員の写真を見られることもけっこうありますので、そこでチェックするのもありだと思います。
複数の自治体に行けば雰囲気は掴めるはずなので、是非「場に溶け込む無難な服装」を選び、本質的な営業活動に注力していただければと思います。
最後に
自治体営業における服装について書いてきました。
変わったマナーとかはありませんので、自治体職員の方の雰囲気を確認した上で、場に溶け込む無難な服装を選んでいただければと思います。